取締役CTO

原田礼朗

2018年11月入社

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ADLでの役割

業務推進ですね。技術的な部分の相談に乗っています。Webサイトやアプリも担当範疇です。また、「1億総エンジニアプロジェクト」も進めています。

ADLに入ったきっかけ

もともとは新卒でヤフージャパンに入り、エンジニアとして7年ほど働いていました。ある日、僕の妻と和田の3人でご飯を食べていた時に、和田が妻に「原田さんのすごいところは、ビジョンを語れること」と平気で言い出すんです。これはすごいなと。「『自分の知らない自分』を見つけてくれる人だ」と思って、それが、ADLに入るきっかけになりました。
ヤフーのことは今も好きですし、プログラミング教室なども一緒に行なっていますが、いろいろやりたいことがある中で、一旦時間的にヤフーの部分を削ろうと思いました。
これからは1つの会社が囲い込むのではなく、個人を複数の会社が共有する時代になるとも思っています。

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子どもの頃の必殺技

誰とでもすぐに友達になれるところ、人前に出ても全く緊張しないこと。

小学校の頃は、先生から通知表に「どこのグループに属してるのかわからない」と書かれるほど、皆と仲が良かったです。1週間、遊ぶ友達が毎日違うような。すぐ友達になるので、逆に言うと「親友」みたいな概念がなかったです。
また、人前に出ても全く緊張しなかったです。宇宙飛行士の毛利衛さんに関する作文を全校生徒300人の前で発表することになった時、全然緊張しない自分に気づきました(笑) ヤフーにいた時も全社朝礼で6000人ぐらいに見られる環境で漫才をやったんですけど、“鉄のハート”と言われてました(笑) 逆に、自分がマネージャーの時に、チームのメンバーが発表する時のほうが緊張しますね。
そんな感じで生きてきたので、ヤフーでマネージャーをやっている時に、尊敬する上司から「みんながお前と一緒だと思うなよ」と注意されてました(笑)

クライアントがADLを選んでくれる理由

「WHY」のところから一緒に考えるからだと思います。普通は「WHAT」とか「HOW」をすぐに提案しがちなのですが、「なぜ、それをするのか」というところから思考することによって、信頼されている部分はあると思います。そこを考えるのは本当は特殊なことではないはずなのですが、すぐに金銭的な利益を生むわけではないので、省略してしまう企業が多いのだと思います。
そこを突き詰めていくことで、クライアントが企業としても強くなっていくと思っています。「なぜするのか」「こうしたいから」というメッセージや思いが強いと、人が動くようになります。それがないままに、ただ目標や指示だけが降りてきても、人は動けないんじゃないかとも思っています。

社員がADLを選ぶ理由

「人間が人間らしく」が和田の考えなのですが、それぞれの「したい」を大事にしてくれるので、そこに共感しているのかもしれないです。
「10~20年間ライオンの一生を追い続ける」カメラマンとかいらっしゃいますけど、万が一、お金にならなかったとしても、その人の人生は価値があると思いますし、本人も幸せだと思うんです。そういう「人生に夢中な人」が増えていくといいなと思っています。
ここでは、互いが互いを「認め合える」環境だと思いますし、「したい(want)」の部分はプログラミングでは難しい領域なので、そういった人間らしさみたいなことを一緒に追求していけたらと思っています。

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これからやりたいこと

「1億総エンジニア」の社会を実現したいと思っています。
もともとはヤフージャパンに入って、トップページや、ヤフー知恵袋、GYAOなどを作っていたのですが、実は、入社当初はプログラミングの経験がなく1人だけ浮いていました。本読んでも意味がわからなかったし、営業とか素人の人を集めてプログラミングを一から勉強しました。プログラミングは「宇宙を作れる」感覚を持てるので、面白くてのめり込みました。それから、WebサイトやiPhoneアプリを作るようになりました。
ヤフー時代に、プライベートでプログラミング教室を開いていて、その中の生徒さんに静岡で整体師をやってらっしゃる60歳の男性がいたのですが、3ヶ月間教室に通ってくれて、今では地元で彼自身が教室を開けるようになりました。プログラミング思考は、決して難しいものではなくて、やれば身に付くものなんです。「目的があって、それをどうやって実現するか」という考え方の部分なので。言葉だけ最初は難しいだけで、中身はわりとシンプルです。
今は、皆毎日アプリなどを使う生活になっています。その中で、テクノロジーを理解しているのはとても大切だと思います。大きな企業はプラットフォームは作ってくれますが、個別の細かい事案には対応してくれません。例えば、美容室とかで「この予約システムをちょっと変えたい」みたいなことがあった時に、すぐに簡単なアプリを作ったり、修正ができる。そんなふうに、日曜大工的に自分の身の回りのシステムを触れるようになることで、仕事や生活は飛躍的に向上します。
今は「エンジニア」と「そうでない人」の知識量に大きな差があり、企業としてどこかに外注する際も、エンジニア側の提案を「何をどう見ていいかわからない」状況も多いと思います。それでは正当な評価をすることもできませんし、価格の相場観もわからないと思います。テクノロジーへの理解を多少なりとも持ってないと、正しい発注ができないと思います。
2030年には、国内で約79万人エンジニアが足りなくなると言われています。現在もソフトバンクと一緒に子ども向けのプログラミング教室をやっていますが、今から子どもだけに教えていては間に合いませんので、大人も「日曜大工」的にエンジニアになる必要があります。親が普通に家でプログラムを触っているところを子どもが見て、「お父さんそれ何やってるの」と興味を持つ、というのが一番美しい形の教育ですかね。